FC2ブログ

手元供養(ミニ骨壷、納骨オブジェ、遺骨ペンダント)で愛する人の分骨を自宅供養 | 手元供養専門店 京都・博國屋(ひろくにや)へようこそ

手元供養のひろくに屋

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

これで安心!ありがとうございました。

昨年10月18日、亀岡から83歳の上品なおばちゃんと娘さんが博國屋を訪ねてこられました。おじいちゃんは少し認知症がでていて週2日はデイケアセンターに行かれてるとか・・・。
自分も歳だし、ご主人もいつ迎えが来てもおかしくないので、生前に手元供養品(お地蔵さん)を作っておきたいというお話でした。一緒にお地蔵さんを載せるものをオーダーメイドで作れないか?とのご相談でした。


博國屋では、お地蔵さんに合う飾り台を幾つか用意しています。このおばあちゃんはアーチ状のミニ仏壇を気に入ってくれたのですが、台座のガラスに自分の好きなブルーグレイの色ガラスに絵柄を付けられないか?と言う難題を・・・。
普通だったら、手間のかかるこのようなお話は即座にお断りするのですが、この時は何となく断ることができず「出来ますよ」と勝手に言葉が出ていました。
細面のお顔とともに、3年前に亡くなった母を思いだしていました。



知り合いのガラス工芸作家に連絡を取り相談したところ、大きな釜が必要で自分のところでは無理ということで関東の知り合いのガラス工芸作家を紹介していただきました。
今までの作品をみると、これがなかなかいい。さっそく、電話で依頼。

サンプルのミニ仏壇を送り、亀岡のおばあちゃんの希望やデザインについて作家とやり取りを重ねる。
12月16日、おばあちゃんに作家から送られてきたラフデザイン2案をお見せする。
気に入ってくれた池に浮かぶハスの花と蝶々の図柄で決定。

年も押し詰まった12月29日、最終デザインとイタリア製のガラス見本が届き、新年1月7日亀岡のおばあちゃんと最終打合せ。
デザインの確認と色ガラスが決まり後はガラス工芸作家にバトンタッチ。あとは、作品の完成を待つだけ。正直ほっとしました。


1月31日。待望のオリジナルガラスのミニ仏壇が届く。2種類のブルーと透明ガラス3枚が合わさり、サンドブラストで描かれたハスの絵に上からの光が透けて床にやわらかい光がさすとてもいい作品になっていました。
それに、ガラス表面の滑るようなやさしい青の起伏はとてもすばらしく、これで亀岡のおばあちゃんに喜んでもらえると、思わず あぁー よかった。と、思いました。


一刻も早く見てもらおうと、おばあちゃんに電話をしたら、しわガラ声で、年初めからご主人は入院。自身も体調を崩し寝ているとのこと。心配。早く良くなってほしい。


2週間後、再度電話すると昨日やっと床払いをしたとのお話。とても行けないから送ってほしいと言われ、とても送る気にはならず、お届けすることとしました。2月15日亀岡のご自宅にお届け。


梱包を解き、床の間に設置。
「とてもいい。百点満点。これでお迎えが来ても安心して逝ける」という言葉を聴きながら「よかった。」と肩の荷を降ろした瞬間でした。

思えば、おばあちゃんが博國屋を訪ねてきてから4ヶ月が経っていました。帰りの車で母を想いだしながらサイモン&ガーファンクルのスカボロフェアーを口ずさんでいました。

亀岡のおばあちゃん いつまでも元気で。







ロクス特注高橋さん軽
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

博國屋店主

Author:博國屋店主
セゾンのデベロッパー会社で21年。独立してまちづくり事務所を13年。この間、国内やアメリカやヨーロッパのすぐれたまちづくりを学び、関係する全国のまちづくりに関わってきました。
そんな私が父の死をきっかけに両親の葬送や供養について考えざるをえなくなりました。
葬送について何も知らなかった私が、時代にあった供養を研究し、たどりついた結論。それが手元供養でした。(手元供養は私の命名です)友人清水泰博教授(東京芸大)と1年余り試行錯誤を繰り返し、日本で始めて作り上げた手元供養品が「おもいで碑シリーズ」です。今や「おもいで碑 地蔵」は、手元供養の代名詞に育ちました。

大切な人をオブジェやペンダントにして手元供養しませんか?と、新しい葬送文化を提唱し11年の歳月が流れました。

今では、色々な手元供養品が商品開発され「手元供養」という言葉も定着してきました。ありがたいことです。

博國屋を通して学んだことを’07年には、「手元供養のすすめ」を書き、お墓や供養のことで悩まれている人へと樹木葬や散骨などお墓に替わる新しい葬送情報を利用者の言葉も交えわかりやすい解説書として翔伝社新書から出版しました。

リンク
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。